- 幼児向けおすすめひらがなアプリ5選
- 幼児がアプリでひらがなを学ぶメリット
- 幼児にひらがなアプリで学ばせる際のポイント
子どもにひらがなの勉強をさせるのに手軽で、しかも楽しく勉強できる方法はないかと悩んでいませんか?
実はスマホやタブレットで使えるひらがなアプリなら、無料でしかもゲーム感覚でひらがなを学ぶことが可能です。
なぜならわが家の5歳になったばかりの次女も、ひらがなアプリで楽しみながら学習を続けられたからです。
本屋さんで買ってきたひらがな練習帳では集中力が続かずに困っていましたが、ひらがなアプリで学習しつづけ、1カ月ほどでひらがなの読み書きができるようになってしまいました。
もちろんひらがなアプリだけが理由ではないと思いますが、その効果はかなり大きいと感じています。
ということで本記事では、幼児向けのおすすめひらがなアプリを紹介します。
3~6歳くらいの子にちょうどいいアプリが多いですよ。
この記事を書いている僕は、もともと小学校で10年間先生として働いてきました。勉強を教えてきた子どもは計1,000人以上になります。子育ての時間を作るために退職し、現在は主夫兼ライターとして活動しています。
少しでも過去の経験が、読者さんのお役に立てばと考えています。
- お子さんにひらがなを学ばせたい人
- できれば費用をかけずに幼児教育を行いたい人
- 自宅で手軽に行える教育方法を探している人
- 効果的なひらがなの学習方法を知りたい人
こんな人はぜひチェックしてみてください!
幼児向けおすすめひらがなアプリ5選とは
さっそく幼児向けおすすめひらがなアプリを5つ紹介していきます。今回紹介するアプリは次の5つです。
おすすめひらがなアプリ①:ひらがなをおぼえよう!あいうえおにぎり
1つ目に紹介するおすすめひらがなアプリは「ひらがなをおぼえよう!あいうえおにぎり」です。このアプリにはひらがなを覚え初めの子向けに、ひらがなの形と音を覚える遊びがたくさん詰まっています。
上の画面は文字合わせゲームの画面です。神経衰弱の要領で、8枚並んだひらがなカードから2枚を選んで裏返して、同じひらがなを見つけていきます。
カードを選ぶと、カードに書かれたひらがなの音を発音してくれるため、文字と音の組み合わせを覚えやすくなっています。
これはは「はと」の絵を見て、「は」という文字と「と」という文字を選ぶという遊びです。「は」の文字をタップすると「は」という音を発音しながら移動してくれます。
迷っているとヒントとして文字が揺れ始めるので、ひらがなを学び始めたばかりの困ることはありません。ちいさなお子さんでも楽しく学べますよ。
これは「いか」という文字を見て、文字に合う絵を選ぶゲームです。一文字のひらがなというよりは、言葉としてのひらがなの並びを学べます。
言葉と物が結びつけられるので、物の名前もたくさん知れるでしょう。ひらがなを読めるようになってきた子にぴったりのゲームですね。
- ひらがなの読みを練習したい
- ボキャブラリも増やしたい
ボタンが大きく操作性も高いので、小さなお子さんでも思いっきり楽しめますよ。気になる方は以下のリンクから無料でインストールできます。
おすすめアプリ②:たのしいひらがな!
2つ目に紹介するおすすめひらがなアプリは「ひらがなをおぼえよう!あいうえおにぎり」です。このアプリにはひらがなを読んだり選んだりする遊びや、ひらがなを書いてみる遊びがたくさん入っています。
このアプリの特徴は、絵やひらがながとっても可愛く、大人でもついつい見とれてしまうくらいのデザイン性の高さです。またあらゆる画面で、丁寧なアナウンスが音声で流れるという特徴があります。
例えば上の画像にあるトップ画面では、次のような音声アナウンスが入ります。
「ひらがなをかいてみよう。」 ※「かいてみる」の文字がゆれながら。
「ひらがなであそぼう。」 ※「あそぶ」の文字がゆれながら。
「せってい。」 ※「せってい」の文字がゆれながら。
もちろんですが、このアナウンスはトップ画面だけではありません。これだけ丁寧なアナウンスが入れば、小さい子でも迷わずに遊ぶことができますね。
小さい子にとっては、このトップ画面だけでも文字と音声がつながって学びになりますよね。
トップ画面で「かいてみる」を選択すると、上の画像のようなひらがなをなぞる遊びができます。これは「あ」の形の点線の上をなぞってあひるを動かしています。
少し指がずれても問題はなく、字をきれいに書くというよりは、字の形を覚えられるという特徴があります。
ひらがなを書き終わったら、次はひらがなをつかまえる遊びが始まります。さきほど書いた「あ」を動き回るたくさんのひらがなの中から見つけ出してつかまえます。
とにかく激しく動きまわるので、かんたんにはつかまりませんが、わが家の子どもはこれがすっごい楽しいみたいです。
この他にも、風船の中からひらがなを見つけて割ったり、たくさん並んだ扉の中からひらがなを見つけ出してつかまえたりするバージョンもありましたよ。
トップ画面で「あそぼう」を選択すると、上の画面のような「点つなぎ」で遊ぶことができます。50音順にひらがなをタップしていくと、自動で線が引かれて、絵が浮き出るという仕組みです。もちろんすべての文字は、タップしたタイミングで音が発音されますよ。
ひらがな単体で覚えることも大事ですが、50音の並びで覚えられるというのも大切なことです。ひらがなを読めるようになった子にはちょうどいい学びですね。
- ひらがなの読みを練習したい
- ひらがなの形をマスターしたい
- 50音が言えるようになりたい
ゲームの種類はそこまで豊富なわけではありませんが、とっても可愛くてひらがなを覚え始めた子にはぴったりです。気になる方は下のリンクから無料でダウンロードできますよ。
おすすめアプリ③:もじあそび
3つ目に紹介するおすすめひらがなアプリは「もじあそび」です。とにかくひらがなを使った遊びが豊富に入っており、ひらがなに触れる機会が多く持てるアプリになっています。
このアプリで遊べるゲームは次の9種類です。ただしそのうち3種類については有料のゲームとなっているので注意が必要です。
- あいうえおゲーム
- そらとびゲーム
- しりとりゲーム
- もじたたきゲーム
- ことばゲーム
- なぞりがきゲーム
- だくおんゲーム (有料)
- しゅうじゲーム (有料)
- かるたゲーム (有料)
これは「あいうえおゲーム」の画面です。
ゲームを始めると音声で「いっしょに文字を探してね。『ふ』はどこだ?」と流れるので、「ふ」の文字の風船を指でタッチします。耳で聞いた音と文字の形をひもづける練習になりますね。
また細かい点ですが、中央のキャラクターの口の形が変化して母音の口の形になるのも大きなポイントです。小さい子はキャラクターの口の形を真似して、自分でも発音が試せるでしょう。
これは「そらとびゲーム」の画面です。
たくさんならんだひらがなの風船の中から、音声で指定されたひらがなを見つけて割るゲームです。「『ね』を探してね。」という音声が流れたら、「ね」が書かれた風船を見つけて割ります。
1つだけでなく5つくらい隠れているため、子どもは喜んで探しますよ。さきほどの「あいうえおゲーム」と同様に、音とひらがなの形をひもづける練習になりますが、「あいうえおゲーム」よりもゲーム性が高いといえますね。
そのほかにも左上から「しりとりゲーム」「もじたたきゲーム」「ことばゲーム」「なぞりがきゲーム」のゲームを楽しむことができます。これだけあれば、その日の気分に合わせて飽きずに学び続けられますね。
基本的にはどのゲームでも文字の形と音、それから基本的な言葉を学べますが、おすすめは「もじたたきゲーム」。もぐらたたきの要領で、文字がいろいろな穴からランダムに出たり入ったりして、大人でもおっおってなります。お子さんが熱中すること間違いありません!
わが家でも姉妹で熱中してやり込んでいました。遊んでいる間にたくさんひらがなに触れられるのがうれしいですね。
- ひらがなの読みを練習したい
- ひらがなの形と音を覚えたい
- ボキャブラリを増やしたい
- 書き方の練習を始めたい
ゲーム数が多くてお得感のあるアプリですよ。特にゲーム好きの子にはぴったりでしょう。ダウンロードは以下のリンクからどうぞ。
おすすめアプリ④:楽しい日本語練習
4つ目に紹介するおすすめひらがなアプリは「楽しい日本語練習」です。
このアプリはひらがなを書くことに特化したひらがな練習アプリで、点線をなぞることで正しい書き順やきれいな形を習得することが目的となっています。
上の画像は実際に「あ」の文字を練習する画面です。なぞりやすいように大きくひらがなの文字が表示されるとともに、書き順がまる付き番号で表示されるため、これからひらがなの書き方を覚えようとする子にはぴったりといえます。
また自分の指が通った線に赤いラインが描かれます。子どもにとっては自分が書いた文字が確認できるため、上達していく実感も持てるでしょう。
ただし途中で指が離れたり枠からはみ出したりすると、「ブー」という音とともに書き直しになります。きれいに書こうとする意識は高くなりますが、ゲーム感覚で取り組んでいる子は嫌になってしまう可能性もあります。
わが家の5歳の次女は「ブー」という音に耐えられないみたいで、かなり意地になって練習していましたね。
ひらがなを習得するには反復練習が欠かせないと思いますが、このアプリには反復練習したくなる仕組みが多くあります。まず画面右上にポイントが表示されており、練習すればするほどこのポイントが貯まっていきます。
またゲームを始めるとすべての文字はロックされています。しかし練習するごとに画面の中央下のメーターが右方向へ増えていき、3回練習すると右端まで達してロック解除となります。
ポイントが貯まったり、ロック解除となることで新しくだくおん (点や丸がついたもの) のひらがなを練習できたり、「試験モード」や「対戦モード」で楽しめるようになります。やりこみ要素がある点も子どもが喜ぶ要素といえますね。
- ひらがなを書く練習がしたい
- ひらがなの正しい形を身に付けたい
ゲーム性は少なめですが、無料でこれだけしっかりとひらがなを練習できるものも他にはみかけません。がっつり練習したい場合はおすすめです。
おすすめアプリ⑤:もじさがし
2つ目に紹介するおすすめひらがなアプリは「もじさがし」です。
このアプリは正方形に並んだひらがなマスの中から、指定されたテーマに沿った言葉を見つけるゲームです。ひらがなを使って遊ぶことで文字を読むことに慣れたり、楽しみながら語彙を増やしたりできます。
例えば上の画面、「さかな」の名前がテーマになっています。魚の名前は見つけられますか?隠れている魚の名前は次の7つです。
- いわし
- たい
- まんぼう
- あんこう
- さんま
- とびうお
- さめ
小さなお子さんだけでクリアするのは難しいですが、となりで一緒に考えてあげると喜んでひらがなを探しますよ。
「さかな」の他にも、様々なテーマがあります。ぜひ「この料理は昨日食べたよねー。」「この花見たことある?」と親子で会話をしながら、ゲームを楽しめるといいですね。
子どもが新しい言葉を覚えたり、知識を増やしたりする良い機会になりますよ。
- 親子でゲームを楽しみたい
- ボキャブラリを増やしたい
このゲームはとっても楽しいですが、ひらがなが読めないとプレイするのがちょっと難しいです。読めるようになったひらがなを使うのにはちょうどいいでしょう。
また少しますが小さめで小さい子には操作が難しいかもしれません。わが家の5歳の娘でも、タップしようと思ったところとは違う場所が反応してしまって、イライラする事がありました。スマホよりもタブレットでの操作の方が適していると思います。
幼児がアプリでひらがなを学ぶメリットとは
幼児がアプリでひらがなを学ぶメリットには次のようなものがあります。
- いつでもどこでも学べる
- 無料で学べてコストパフォーマンスが高い
- 楽しみながら知識を増やせる
スマホやタブレットで使えて、いつでもどこでも学べる
一つ目のメリットは「スマホやタブレットで使えて、いつでもどこでも学べる」という点です。
ひらがなを学ばせる方法として、主に次のような方法が挙げられます。
- 絵本を読む
- 壁に貼ったひらがな一覧を見る
- ひらがな用の学習教材で学ぶ
- 幼児教室に通う
どの方法も素晴らしく、それぞれに異なった特徴と活用方法が考えられます。しかし共通していえることは、時間や場所の制限があるということ。
壁に貼ったひらがな一覧や学習教材は自宅で学習するのが現実的ですし、幼児教室にいたっては決まった曜日、決まった時間に教室に通う必要があります。絵本は持ち歩くことができますが、どこにでも持っていくというのはあまり現実的とはいえません。
ひらがなの絵本って、小さい子が見やすいように大きくて重たいんですよねぇ (^_^;)
その点、アプリならスマホやタブレットなら充電さえしておけば、いつでもどこでも利用できます。例えば、次のような場合です。
- 美容院で髪の毛を切られている時間に
- おばあちゃんの家で、ご飯ができるまでの待ち時間に
- 休日のショッピングモールで、お母さんが買い物を済ませている時間に
- 病院の待合室で、診察を待っている時間に (元気がないときはやめましょうね)
普段だったらボーっとしているか、アニメや動画を見せて退屈しのぎをさせていることも多いのではないでしょうか。
ひらがなアプリをスマホやタブレットで使えば、ちょっとのスキマ時間でも楽しんでひらがなに触れられます。短い時間でも使えるというのが、大きなポイントですね。
無料で利用できてコストパフォーマンスが高い
二つ目のメリットは「無料で利用できてコストパフォーマンスが高い」という点です。
ひらがなの絵本を買うと、1冊1,000円以上するものが多いです。例えば有名な「あいうえおのえほん」はAmazonで1,800円ほどします。
絵本自体はとっても親しみやすくて子どもも喜ぶ素晴らしいものです。わが家でも寝る前の定番の絵本でしたよ。
ひらがな用の学習教材を買おうと思うと、一冊500円~1,000円ほどの費用がかかります。
例えば本屋さんでもよく売られている学研のひらがな教材の価格はAmazonで800円程度です。
幼児教室にいたってはさらに高額で、安いところで月に5,000円程度。
高いところだと1万5,000円ほどするところもあります。
それに比べてアプリでひらがなを学ぶ場合、ほとんどの場合は無料で学べます。お金がかからないからこそいろいろなアプリを試せるし、コンテンツの数だけ学びは増えていきます。
もちろん費用だけで比べるのはナンセンスだとは思いますが、アプリでひらがなを学ぶことのコストパフォーマンスの高さは大きなメリットといえるでしょう。
楽しみながら知識を増やせる
三つ目のメリットは「楽しみながら知識を増やせる」という点です。
小学一年生の長女がまだ5歳だったころ、ひらがなを早いうちに学ばせようと考えて、本屋さんで練習帳を買ってきたきことがあります。可愛らしい絵もたくさん入っていて、子どもの喜んでやり始めました。
しかし喜んでやってくれたのは三日程度で、それ以降はいやいややり続ける日々。こちらも何度か励ましてみたものの、子供の口から出た言葉は「これ練習ばっかりでつまらない」というものでした。
それもそうですよね。同じ文字を何回も繰り返して書く練習が楽しいはずありません。
数字やお金、知恵の学習教材はよろこんでやってくれましたが、ひらがなの練習だけは続きませんでしたね・・・。
一方現在5歳の次女は、嫌がることもなくよろこんでひらがなアプリで学んでいます。とはいっても娘にとっては学ぶ気持ちはまったくなく、アプリで遊んでいる感覚でしょう。可愛い絵とアニメーションが豊富で音楽も流れて、さらに自分が操作すると画面が反応して動いてくれるなんて、娘にとってはゲームのようなものですから。
しかしこうやって遊びながら、文字の形を知ったり、文字と音の組み合わせを覚えたり、ボキャブラリを増やしていきます。知識を増やすのは、本や教材だけでなく、ゲームの中でも可能なのです。
ひらがなアプリの学習効果を高めるポイント
ひらがなアプリで学ばせればそれでいいというものではありません。遊ばせるにもポイントがあります。
- 親子でのミュニケーションがさらなる効果を生む
- できれば音を出せる環境で遊ぶ
- スマホよりもタブレットの方が書きやすい
- タッチペンがあると鉛筆を持つ練習になる
これらのポイントで学ばせることで、さらに学びの効果が大きくなります。
親子でのコミュニケーションがさらなる効果を生む
子どもにひらがなアプリで学ばせるときは、ぜひ親子でコミュニケーションを取りながら遊んでください。
おそらく子ども一人でも、楽しくひらがなアプリで遊ぶことはできるでしょう。しかし子どもに遊ばせて、親は別行動では「子どもに学ばせたい」という本来の意味が薄れてしまいます。
子どもがひらがなアプリで学ぶ際、そこにパパ・ママの声掛けがあるとさらに学びは大きくなります。
- 「よくがんばったねー。」「次、どれにちょうせんしてみるー?」などの励ましの声掛け
→ 子どもはもっとやる気をだして、次の課題に挑戦するようになる - すぐ横で書いた文字を発音
→ 書いた文字と音が頭の中で一致してくる - 「この『る』の字は、『ろ』の字と似てたね。」と文字同士の形をつなげる声掛け
→ 文字同士の形を関連付けながら覚えられる - 「この『き』の字は、きりんさんの『き』だね。」と文字と言葉をつなげる声掛け
→ 文字と音、言葉を関連付けて覚えられる
ぜひすぐ近くで子どもの学びを見守るとともに、積極的に声をかけてあげましょう。
できれば音を出せる環境で遊ぶ
ひらがなを学んでいく際に重要となるのは「音」です。文字と見るのと同時に音を聞くことで、文字の形と発音を関連付けながら覚えられます。
そのため、ほとんどのひらがなアプリは「音」が多く使われています。
おそらく「あ」の文字を書くだけでも、「あ」の発音が10回以上流れるときもありますよ。そりゃ覚えるわってくらい流れます。
外出先で利用する際は難しいかも知れませんが、自宅でひらがなアプリを利用する際はぜひ端末の音量を上げて「音」を聞かせてあげてください。
そして可能であれば近くでパパ・ママも一緒に発音してあげてください。
小さな子だとパパ・ママの口の形を頼りに発音することも多いです。ぜひ大きな口で発音してあげてください。
スマホよりもタブレットの方が書きやすい
できれば画面の小さなスマホよりも、画面の大きなタブレットで操作させてあげてください。理由はかんたんです。その方が書きやすいからです。
小さな子どもほど指先を器用に動かすことが難しく、まっすぐに線を書いたり、きれいな丸を書いたりするのが難しいです。そのため、小さい子がスマホの画面の中できれいな字を書くのは至難の業といえます。
文字のなぞり線からずれると、「ブー」と音が鳴るアプリもあります。小さい子は、練習が嫌になっちゃうかも。
ちょっとでも子どもがフラストレーションを溜めることなく学べるように、画面が大きいタブレットを使用することをおすすめします。大きい画面の方が、子どもはのびのびと手を動かせて書きやすいですよ。
わが家では画面サイズが10インチのfire HDを使っています。10インチほどの画面サイズがあると、スマホに比べてかなり操作しやすいですよ。
タッチペンがあると鉛筆を持つ練習になる
ひらがなアプリで学習する大きなデメリットの一つが「鉛筆に慣れさせることができないこと」です。
ひらがなを覚え始めるころはたくさん遊んで文字の形と音、言葉に触れさせてあげればいいですが、ある程度大きくなってひらがなの読み方をある程度おぼえると、次は鉛筆で書くことにも慣れさせてあげたいと考えるでしょう。
しかしひらがなアプリの中では指でひらがなを書く操作はできても、鉛筆で書くことはできません。
そこで使いたいのがタッチペンです。タッチペンを利用することで、擬似的に鉛筆の役割を果たすことができます。しかもおすすめは「六角のタッチペン」です。鉛筆の持ち方や書き方もしっかりとマスターさせられますよ。
【無料】幼児向けおすすめひらがなアプリ5選 まとめ
本記事では幼児向けひらがなアプリについて紹介してきました。
今回紹介してきたアプリを見ても分かるとおり、無料でしかも楽しんでひらがなを学べるため、ひらがなアプリは現代の幼児教育において大きな選択肢になることは間違いないでしょう。
しかしひらがなアプリだけでは補えない点も数多くあります。例えば家族以外の人とのコミュニケーションから学べることや、実際の紙や鉛筆、絵の具などを使って学べることなど。
子どもの可能性を引き出すには、いろいろなアプローチがあります。決してアプリを使えばOKと思わず、いろいろな方法を試してみることをおすすめします。